
先日、12年ぶりに乗ってきました。
暦が一周すると、色々と変わったところもありました。

かつてリニア試乗会のエントランスがあったリニア見学センターの建物は、「わくわくやまなし館」として生まれ変わり、搭乗ゲートも閉鎖(休止?)され、乗車前に上映されるビデオを見る部屋もロッカールームに変更されていました。
2003年撮影
2015年撮影
2003年撮影 軌道の反対側は何もありません現在、搭乗者の集まる施設や搭乗ゲートは、軌道を挟んで反対側に新設され、見学者とは完全に分離されていました。

手前の丸い屋根のある部分がかつての搭乗ゲートだった場所になります。

現在の入口。
搭乗者以外は立ち入り不可。
セキュリティレベルが上がりましたね。
当籤ハガキを提示して中に入り、まず初めに案内されたのが・・・・・
なんと「顔ハメ看板…」
ここでの記念撮影が指定コースのようです
笑顔にしていますが、本心は拍子抜けしていますワタクシ、ここで塩谷さんのお名前を思い浮かべましたが、塩谷さんはこの顔ハメを制覇されたのでしょうか・・・

セキュリティチェックののち、ビデオ上映室にて簡単な説明がありました。
以前と比べてずっとソフトな内容でした。

車内の様子はこんな感じ。
東海道新幹線と比べると室内が小さく感じるのですが、とは言え山形新幹線ほどのコンパクトな感じもなく、「独特の広さ加減」があります。

走ってしまえば殆どがトンネルの中のため、画面を見ながら500km/hを感じます。
さて、ワタクシ的に気になっていた乗り心地の件ですが、さすがに時間の流れを感じました。
と言うのも、かつての不快な振動が大幅に改善されていたのです。
12年前の乗り心地はと言うと…
速度に関係なく磁力の振動が車内に伝わり、例えて言えば70年代の赤字国鉄時代の東海道新幹線0系の乗り心地。
どこかにつかまっていないと車内を歩くことが出来ない感じ。
すみませんm(_ _)m「70年代の赤字国鉄時代の東海道新幹線0系の乗り心地」と例える事自体、伝わりにくいですネ。
でも、当時の東海道新幹線の振動は今では考えられないほど酷かったのです。
そのためか、80年代に開業した東北新幹線(200系)は「テーブルにタバコが立つ」と言う触れ込みがあったほど、当時は振動が問題視されていたと記憶しています。
今回乗ったL0系リニアモーターカーは車両と軌道の改善が進み、N700系のぞみと比べても大差がない感じが致しました。
走行音は低くて太い重低音がします。タイヤ走行時は飛行機のタキシングのそれとよく似ていました。
重々しい音が超電導リニアモーターカーの特徴なのでしょうか…
加速については、実験線の総延長距離が延びたこともあって、0km/hから500km/hまでの時間がずいぶんと長くなりました。
今回取った走行記録と前の記録を比較した時間は以下の通りです。
2003年当時の記録
0km/h→500km/hまでの所要時間
約80秒
500km/hでの走行時間
約25秒
走行距離
約18km/約5分
2015年の記録
0km/h→500km/hまでの所要時間
約146秒
500km/hでの走行時間
約48秒
走行距離
約42km/約8分
以前は見学センターの前(小形山架道橋付近)を500km/hで疾走していましたが、現在の試乗走行では約420km/hで走行しています。
※実験走行ではこの限りではありません。
さて、今回のリニア試乗会、どこかのテレビクルーが同乗していて、タレントの中山秀征さんが同じ車両に乗っていました。
ネットに出せる写真はこの程度でご勘弁下さいテレビの中で活躍される方との接触として、今年の初めにタカアンドトシさんを葉山マーケットでお見かけしました。
その次が中山さん・・・
なんでしょうかねぇ〜
またあの番組ですか…
お声掛けしたほうがよかったのでしょうか…
次はM吉さんかF森さん、それとも○島さんですか?
んなこたぁない。
中山さん、スマホを向ける皆さんに嫌な顔一つせず笑顔でご挨拶されていました。
試乗を終えて、新しくなったリニア見学センターを見学。
中には鉄道模型の大パノラマが展示してあり、1/80サイズの車両がたくさん走っていました。

もちろん、実際に走るリニアモーターカーの模型もありましたョ☆

ここのリニアモーターカーの模型は、名古屋のリニア・鉄道館にあるものと比べても模型的にも進化を遂げていて、パッと見ただけではどのようにして走っているのかもわかりませんでしたww
名古屋のソレとは明らかに構造が異なっていて大変興味深かったデス☆
さすが山梨県の鉄道模型パノラマだけあって、富士急行の車両もしっかり押さえています。

先日、ワタクシも塗装した5000形、しかもトーマスランド塗装(^^♪

こいつと並べたかったデス(実車は1編成しかありませんがww)
m(_ _)m