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2014年01月17日

頸城のホジ3を組む

今年の冬休みは
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昨年の秋に発売されたペアーハンズ製Oナロー16.5mmゲージの気動車「頸城鉄道ホジ3」のキットを組むことにしました。
鉄道の廃止は1971年、万博モノレールが走っていた時代はまだ現役だったと思うと、自分の作っているモノレールがずいぶん昔のモノだと思いを新たにしたり・・・


実車がこれ
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鉄道が廃止されたのち、何両かの車両が遥か遠く兵庫県の個人に譲り渡され、その事実すら長い間忘れ去られていたのですが、10年ほど前に車両の存在が公にされ、奇跡の里帰りと復活を遂げた非常に運の強い車両だったりします。

長年保存されていた場所が山中のトンネルの中だったりするのも、姫路モノレールとちょっとだけオーバーラップしたりしています。


この車両のキットを組みたてて、さらにモノレールも軌道桁を少し増やそうと計画していたのですが・・・・・



正直、見込が甘かったです.....orz


実はこのキットを作ったメーカーの製品を以前に組み立てたことがあり、
その時に製品の特性的なものを思い知らされたのですが
今回もやはりその特性にとっぷりはまってしまい、
結局、冬休みの間に完成させることが出来ずにいたのです。



新しい年を迎え、正月行事も一通り消化していよいよ工作室に入ります。
そしてキットの部品内容をチェックし、説明書を見ながら頭の中で組みたてをシミュレーションします。
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そこで判ったのが、このキットは塗装を考慮せずにデザインされたように見受けられたことです。
また、今回も屋根板の厚みがカミソリの刃のように薄いため、車体全体の強度を持たせることが難しく、
いずれも何らかの対策を取った方が賢明との判断が出来たのです。




検討の末
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まずは車体内張り部品から窓枠に該当する部分を切除し、別塗り部品に仕立て直しました。





説明書では接着剤を使って組み立てが可能との事でしたが、強度の事を考慮し半田溶接で組み立てます。
ただし、板厚がかなり薄い部分があり、材料の熱膨張には細心の注意が必要となります。
(前回、自分は部品の熱膨張で失敗しました。)
窓枠を切除した車体内張りを貼り付けた状態です。
アングル的な配慮がまったくなかったため、ストックしてあった端材を使って車体を補強しました。
車体中央に扉があるため、このように何らかの補強をしないと車体を手に持つ事も儘ならなかったのです。





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前面を取り付けて箱の状態になりました。




そのあと
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屋根から車体にかけて「樋」にあたる部分もモノレールの端材でそれらしく見立ててみたり





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床板周りはあまり手を加えないで組み立てました。



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一通り半田溶接が終わって部品を酸洗いします



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そして塗装




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デカール貼付



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別部品化した窓枠の取付



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黄色の帯板もストックしてあった材料を使って別部品化。
大袈裟な書き方をしていますが、単に2mm幅の端材を貼っただけです。
エッチングキットなら帯材を入れ込むことは容易いのにと思うのは私だけなのかなぁ・・・・




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下回りの組立




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・・・・・・





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仮組みを終えたところです




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ガラスは後ほど取り付けます。



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一応、完成の状態になりましたが、
走行調整はこれからとなります。


日々勉強ですネ・・・☆
ともかくお気に入りの車両の模型をゲットできました。
区切りがつき次第、モノレールの作業に戻ります。


m(_ _)m



posted by Wada at 23:50| Comment(2) | 製作記 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
実車も綺麗ですがWadaさんの制作技術も素晴らしいです。
私にはこんな細かい作業は無理です…。

やはり保存車はこうでなくっちゃいけませんね。
例の幼稚園は譲り受けた経緯を知る職員がもういない
からあんな姿なのかもしれませんね。
Posted by Yumetsukuri at 2014年01月20日 22:52
>>Yumetsukuriさん

恐れ入ります。
現在、この車両はエンジンも整備されて自走できるようになったそうです。
自分が訪ねたときは、まだ自走できず、かろうじて走行可能だった
ディーゼル機関車に牽引されていました。

こちらの車両にせよ、尾小屋や足尾のフォードにせよ
復元に向けて沢山のボランティアの皆様が労力を注がれており
自分はそのような方々に感謝の念を抱きつつ模型を作らせていただきました。

例の幼稚園の機関車も、確かにその成り立ちを知る人が少なくなりました。
それでも実際にそこに残されていて、静かに歴史を語っています。

ドリーム号のように解体されずに残っているだけでも
充分に運が強い車両だと自分は感じていますョ☆

まぁ、あの機関車を模型で再現させるとなると
ちょっとモチベーションが維持できるか自信がありませんが・・・汗
やはりモノレールの模型の方が達成感とインパクトが大きいのではと
感じています。
Posted by Wada at 2014年01月21日 00:45
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